こんな症状に適した治療です。

1. １年を通して鼻づまりが気になる
2. 花粉症シーズンの鼻づまりがひどくて夜が寝づらい

レーザー治療とはこんな治療

鼻の中は空気に湿度を与える「鼻甲介」というヒダがあります。そのヒダが鼻炎等の理由でむくんでしまい、空気の通り道を塞ぐことで鼻づまりが生じます。そこで、むくみの強いヒダの表面をレーザーで焼灼し、粘膜をむくみづらくしようとするのがレーザー治療です。

厳密にはヒダの中の「下鼻甲介」の表面を焼灼します。

 

1. まず一度鼻の中を診察させていただき、治療効果が期待できるかを判断いたします。
2. 治療効果が期待できる場合、治療の日程を決定します（後日予約での治療となり、当日の治療はしておりませんのでご注意ください）。
3. 当日外来にてレーザー治療をいたします。

1. 鼻内麻酔：麻酔薬を染み込ませた細いガーゼを各鼻腔に挿入します。少し痛みを感じますが、頑張りどころです。
2. 麻酔ガーゼを入れたまま、１５分ほど待ちます。
3. １５分経ったら麻酔ガーゼを抜きます。この時点で麻酔が効いているので痛みはありません。
4. 各鼻腔内を内視鏡下で数分かけてレーザーで粘膜焼灼します。ほぼ痛みはありませんが、痛み、熱さを感じる部分は無理して処置しません。

1. レーザー治療後は特に生活に制限はありません。
2. 処置後７～１０日間は鼻水、鼻の中にかさぶたが付いてきますので、よく鼻をかんでください。かさぶた量が多い場合は鼻処置いたします。
3. 治療後の経過が良ければ特に通院は必要ございません。
4. 治療効果は約１年持続すると考えて結構ですが、個人差がございます。（２か月間隔で複数回施行する場合もあります）
5. スギ花粉症のシーズンに合わせる場合は、１１月～１月にレーザーができれば効果的です